君の大好きが聞きたい

 
「あー大丈夫!忘れてないよ」
 
 
「そうじゃなくて…私参考書代だけいただければそれで充分なんですが…」
 
 
福井さんが固まる
 
 
「え!!もしかして用事とかあった??邪魔しちゃった?」
 
「ぁ…いえ…用事はないんですが…ここまでしなくても大丈夫なんで…」
 
 
福井さんはふぅーと胸をなでおろした
 
 
「遠慮はしないでって言ったよね?僕が悪いんだからこれくらいのことはさせてよ?」
 
 
「いや…でも…」
 
「迷惑?」
 
「いやっそんなことはないですよ?お気持ちだけで嬉しいです」
 
「じゃあ僕におごらせて?」
 

 
「ぁ…はぃ…」
 
なんかすごく福井さんのペースにのせられてる気がする…
 
 
 
 
  
  
そういえば結花ちゃんがこの間持ってた参考書って中学生が使うようなやつだったよね?」
 
 
「ぁあ…まぁ…(苦笑)」
  
 
   
馬鹿って言いたいの?
 
  
    
「結花ちゃん何歳なの?」
 
「今年で16になります」
 
  

 
 
少しの沈黙を破ったのは福井さんの驚く声だった
 
 
    
   
「ぇえ!?」