君が誰よりも好きだよ

ザァ─ザァ─

「えっ、雨降ってるし!最悪
私、今日傘持ってきてないよ~」

はぁっ、仕方ない。濡れて帰ろ

翌朝─…

「梨々、おはよ~」

「あ、かりん!おはよ~って
あんた、何か風邪気味?声が
鼻声なってるよ、大丈夫?」

そう、私わあの雨の中を歩いて

帰ったもんで、見事に風邪を引いて

しまったのです!

「ぅ~ん、大丈夫じゃないポイから
保健室行ってくる~グズン」

「わかった!先生に言っとくから!
1人で行ける?ついていこうか?」

何と、優しい我が親友よ!
「ううん!大丈夫1人でで行けるよ」

「そっか!わかった。後で保健室に
行くからね!ちゃんと寝ときなよ」


そして、私わ1人で保健室に向かった

「先生~!頭痛いので休ませて
くださぁい!」

「先生なら、いないよ」

えっ、この声どっかで聞いたこと

ある声、

「えっ、なんで何で荒川君が保健室に
居るの?」

「う~んと サボリかな」

「あっ、そっかそっかそうなんだ」

あっ、何かヤバい私、荒川君と

喋っただけで、心臓がドキドキ

言ってる。それに、何かクラクラ

してきちゃった。何かヤバい

私、倒れる…。