君が誰よりも好きだよ

「そのクッキー誰にあげるの?
新崎さん♪」
「えっ?貴方誰ですか?」
「俺の名前ゎ藤村篤志(ふじむらあつし)
そして、新崎が大好きな康太の親友です!」
「何で、私が荒川君の事が好きって
知ってるんですか?!」
「そんなの見てたら気づくて─の!
新崎、いつも俺達が廊下通るたびに
康太みていたじゃん。だから
分かったんだよ!」

「そっか…私ってそんなに荒川君の事
見ていたんだ。無意識できずかなかった」
「アハハ♪新崎って面白いね
ところで、そのクッキー早く
康太に渡してこいよ!行っちまうぞ」
「もぅ…渡せないよ…。」
そぅ。あんな光景見たら渡せないじゃん
なぜか、さっきの光景を見たら涙が
出そうになった。
「そうなんだ…。ぢゃ俺が食べでも
いい?」
「えっ…?」

「あっ、いや…その、
新崎が作ったクッキー美味しそうだな
って思ってさ、」
藤村君ゎ少し照れた顔でいった
このまま、持っていてもなんだし
食べてもらおっかな…。
「うん!いいよ。美味しいかわ自信
ないけど、食べてみて」
そう言って私ゎ藤村君にクッキーを
あげた。