「ご飯…つくるけど…おかゆ食べる?」 私から身体が離れていく。 「あ、はい」 ほってている顔を布団で隠しながら呟いた。 「何…つくるんですか?」 ただ…にっこりと笑って 「秘密です」 と言っていた。 何か… 怖いなぁ… 先生のあのフェロモンと言っていたあの匂いが一時私の身体に染み込んでいる気がした。