「島津せんせえ!!」

できる限りの声を出した。




お願い来て!ヤダよぉ…こんなことになるの…





諦めて目を閉じた

―ドスッッ―


「お前はガキなんだけどなぁ!ここがどこか分かんねーのかなぁ!!!」






目をそっと開けて見れば…島津先生の姿があった。



「俺の女じゃねーかよ!どーしたってかまわねーだろ!!」




天宮も負けんと声を張る。




「生徒を守るのが先生だけど?高原はお前の女じゃないんだけど?俺のものなんだけどなァ?」








いつもの先生じゃない。




とっても怖い。

でも

嬉しかった。