「治りますか?」 「なっ治るんだって!!安静にしてたら治るって!! だからそこまで心配するなよ?言っておかないと…ほらっ天宮が心配するだろ?」 そうなんだ。 私…最近疲れてたからかな? 身体が休みなさいって言ってるのかな? 「あっ!そーなんですかっ。 ありがとうございます!あ…学校に来ても…」 「休むなら高原の分の授業埋めるつもりだけど!」 にこっと笑う先生。 「お言葉に甘えて…お願いしますね?」 その場から立ち去った。 なんで あのとき 私は先生の優しさに気づかなかったのかな?