愛染夢路








何年経っても…


アイツのことは忘れられなかった。

きっと…

いつか戻ってくる!

そう心の奥で期待していたんだ。




アイツは何になりたかったんだろう。


将来の夢の所だけ空白にしていたプロフィール。

誰に聞いても首をひねるばかり。



親友だと思っていた…愛と夏菜に聞いても



分からない、と一言だけ言っていた。