愛染夢路




―キキィ―――ッ

「え?」










―ドンッッ―








体が宙に浮いた気がした。

激痛が走る。

私は……

どぉしたんだろ?…




ただ、

「高原ー―――ッ」








という私の名前を呼ぶ

大好きな人の声が聞こえた。