「…きゃぁぁ!?ゴメンなさーい!!」



ダッシュで制服に着替えて学校に行こうとした。



「おいっ!!乗っていけばいいからっっ…ってお前速っ!!」



パンを口に銜えて玄関に出ようとしていたマヌケな私。

「えっっいいんですか!?」



目をキラキラとさせた。

実際…乗ってみたかった。

…補助席に。



―バタンっ―



「ほい!乗れ~」

はいっ!と声を上げ乗り込んだ。