「逃げきれるとは思えないが」 「入院したくないなら逃げましょうよ」 「そうか」 おじいちゃんの手を引っ張って、気絶する兄貴を尻目にを校門を出る。 「待てよ、」 俺はあることに気づいて足を止めた。 俺は家には帰れない。