あ~…もう逢えないんだ。

自分の影を見て、一人きりだって実感させらちゃう…
空はこんなに、輝いているのに
私の心は決して晴れない、輝けない。
もう、星になっちゃったんだね?
私を置いて離れないって約束したのに…
何処にも行かないって!
ずっと2人一緒だよって…。

「うわぁ~ん シクシク」

一人きりの葬式からの帰り道は
余計に私を孤独にさせる…

ねぇ…?
どうして。

怜からのメールを何回も読み返して
留守番電話の声を聞いても

悲しみは募るばかりで…

最期の言葉がずっと、頭に過る…

怜の笑顔

心配した顔

優しい声


全部が愛おしいよ…


戻って来てよ?

伝えたい事が有るの…


ずっと言えなかった…


ありがとう。



もう、君に伝えられる日は来ないんだね?




夕焼けの空は

最後に怜と話した空の色…