「無理無理無理無理!」


だって今まで、男子のこと下呼びしたことないし・・・


龍以外は。


「じゃあ良いや」


「えっ?」


桜庭君は席を立ち、あたしの顎を上げた。


「力づくにでも言わせるから」


「ちょ、ちょっと////」


だんだんと近づいてくる桜庭君の顔。


「・・・ぉ」


「聞こえない、もう1度」


「れ、お」


「カナ♪」


玲央はあたしを持ち上げた。


「きゃっ//」


「良く出来ました~」


「お、下ろしてよ~////」


「さっきのカナ可愛かったよ?w」


カァ/////


顔が熱いよぉ。


「カナ?」


チュッ


え?


玲央はあたしの頬にキスをし、下ろしてくれた。


「マジ腹減ったわ~」


「食べ終わったら置いといて!」