「ん~!!」


めっちゃ美味しい!


「やっぱおばさんの料理うまいわ」


「あら、有難う」


千尋のお母さんは本当に料理上手だなぁ~


あたしも料理するけどココまで美味しく作れないし。


ん?


ていうかあたし何か忘れてない??


「・・・あっ!」


「カナちゃんどうしたの?」


ルームシェアの人が今日来るんだった!


「ちょっと今日用事が合って!また来ます!!」


「そうだったの、またゆっくり来てね」


「はーい、お邪魔しました!」


あぁ!


何で忘れてたんだろ!!


あたしは猛ダッシュして家に帰った。


今現在あたしは1人暮らし。


両親がこのあいだ海外にたった。


出張が急遽決まり、あたしはもう高校を受かっていた。


てな訳で、1人暮らしをすることになった。


でも、さすがに心配した両親は、


「ルームシェアしなさい!」


と言ってきたのでルームシェアをすることになったという訳だ。


腕時計に目をやった。


「もう来ちゃってるかなぁ」