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「ダメとか言うのがダメ」


玲央はあたしの手を引きアイスを一口食べた。


だめだ。


あたし玲央のペースにのまれて行く。


「上手いなコレ」


そんな顔であたしを見ないで。


本当に好きになってしまいそうだから・・・


「泣いてるのか?」


「え?」


気づくと頬に涙が溢れてきた。


「な、なんで」


どうして涙なんか。


「何でもないの、気にしないで」


玲央はあたしを抱きしめた。


「泣きたい時は泣けよ」


それから玲央は黙ってあたしが泣き止むまで付き合ってくれた。