「あっ、気がついたか?」
「・・・月?」
あっ、そうだったんだ・・・。
あの温かいものは月の手だったんだ。
ずっと・・・、そばに居てくれたんだ――――。
「ここは・・・?」
「あっ、まだ起きない方がいい。
貧血だそうだ。1限目を休めば、良くなるそうだ」
「・・・貧血?」
「あぁ。本当にあいつの言ってた通りだな」
「あいつ?」
「あぁ、涼っていう子だよ。」
「涼が?」
・・・あっ、そういえば月が言ってたな。
『絶対に保健室には行かれない!』
って、涼が言ってたって・・・。
「・・・月?」
あっ、そうだったんだ・・・。
あの温かいものは月の手だったんだ。
ずっと・・・、そばに居てくれたんだ――――。
「ここは・・・?」
「あっ、まだ起きない方がいい。
貧血だそうだ。1限目を休めば、良くなるそうだ」
「・・・貧血?」
「あぁ。本当にあいつの言ってた通りだな」
「あいつ?」
「あぁ、涼っていう子だよ。」
「涼が?」
・・・あっ、そういえば月が言ってたな。
『絶対に保健室には行かれない!』
って、涼が言ってたって・・・。

