マジで愛した女(ひと)へ

行っちまったよ。

まぁ、変わったと言えば変わったけど…やっぱ彼女優先になるんだよなぁ。

軽くショックな自分がいる。


こんな生活がずっと続いた。

ある日の放課後…
俺は部活が終わったあと忘れ物に気づき教室に行った。

ガラッ―

そこには石田琉生がいた。

「あー遅いよ涼ってば。」

石田の声は酷く冷たかった。
振り返った瞬間目が見開かれた。

「橋下君っ!!?」
「あ、なに?」
「な…なんで、」
「てか、石田ってそんな喋り方だったんだ。」
「こ、これは…」

なんか知らないけど、キョドってる石田が可愛いと思った。
でも謎だ…何でこんなに冷たいのか。

「涼?涼っつったら石田涼(いしだりょう)しかいないよな?何であんな不良と…」

石田は隣のクラスの奴で俺はそんな友達とかじゃない。

しかも、芸能活動をして不良の、あの涼だもんなぁ。

そんな奴と地味な琉生が何で知り合いなのか。

「なぁ、なんで石田と知り…バァーン―…」

…石田か。それしかいねぇ。