「落ち着いてよかった。
聴診させて?」

奏斗は頷いて服をまくる。

「んーやっぱ雑音あるな…
苦しくねぇ?」

「……うん」

「嘘ついてねぇ?
嘘はすぐわかるからな?」

「……苦しいです」