高3になってまた紗南と同じクラスになれた。 クラスにもなれて、次不安になってくるのは "進路"だ。 「ねぇ、奏斗は進路どうするの?」 紗南が言った。 「俺は医者になりたいと思ってる。 紗南は決めてる?」