紗南が戻ってきた。

「…教えて?」

「うん…
私が知ってるのは幼稚園の頃と
高2になってから3日前まで」

3日前…⁉
てことは…
「3日前、一緒に居たの…?」

紗南が頷いた。

「奏斗が覚えてるのはどんなこと?」