Felicidad~幸せ~

気がついたら
白い天井が見えた

あたし「ここどこ?」

優「あ~
俺 寝てた…

わりぃ」

あたし「どこ?」

優「知り合いの病院
お前

体調悪いなら
先に言えよ

貧血だってよ」

あたし「そういえば
何回か

倒れたコトあった」

優「適当だな
ったく…

心配させやがって

点滴も
終わったし

帰るか」

あたし「迷惑かけたね…
ごめん」

優「全然
迷惑じゃねえよ

心配はしたけどな」

あたし「だって…」

優「もう
いいよ

腹へった

なんか
食いにいこ~ぜ

何、食べたい?」

あたし「うどん」

ふっと笑って

優「朝から
んなもん

食えるトコねえよ
米 食え

米」

あたし「え~
やだ」

優「やだじゃねえよ」

あたし「イケズ!」

優「何それ
何語?

どこで
覚えてくんの?」

あたし「知らん」