優「ん」

きっちり
500円返してくれる

あたし「はい。どうも

あのパン 独りで 食べるん?」

優「当たり前 俺の大事な間食なんだ」

あたし「間食? 太るよ?」

あたしは
バイクにまたがり
メットをかぶろうとすると…

ひょいと
優がうばう

あたし「ちょっと?」

優「小さいな…」

あたし「何それ。もう…返して」

優「あがっていけ」

あたし「は?」

優「手紙…
気になるだろ?
どうなったか…」

あたし「別に」

優「ふ~ん」