Felicidad~幸せ~

優「だしてくれる?」

あたし「わかった」

レジに並ぶと
店員が
あわてて

レジからでてくる

優「大丈夫です
慣れてますんで」

そう言って
器用に

本の山を
下ろす

精算が済むと

優「車 あけて」

あたしは
渡されたキーで

車をあけて

トランクを
開いて待つ

優「何か見たい?
CDとかも

あったけど?」

あたし「あたしんち
いきたい」

優「いいよ」

あたし「ホント?」

ふっと笑って

優「目が
輝いてるし

近々
引っ越しや

手配しとくよ

お前の好きな
ケーキも

買ったらいい」


あたし「マジで?
何個?」

優が
はははと笑う

優「お前
ホント

おもしろい

飽きなくていいよ」