咲夜「ほい
じゃがバター

北海道のいもだよ

おかわりあるからね」

あたし「ん~
もう無理

ごちそうさま」

咲夜「もう
食べらんない?」

あたし「うん
ありがと」

咲夜「ありがとうは
こっちだよ…

しかし
優、おとなしくない?」

あたし「ですね」

咲夜「いつもなら
怒って

帰るのにな」

あたし「でも
ステーキ

おかわりしたから

美味しかったんですよ」

咲夜「腹が
減ってただけかな?」

あたし「ごはんの
おかわりは

いつもだけど

肉のおかわりは
初めて見ました」

咲夜「たしかに
不気味だな…」

あたし「ね?
変でしょ?」

咲夜「変だ」

優「帰るか?」

あたし「うん」

優「咲夜
勘定」

咲夜「はいよ」

いつものように
メモを
優にみせる

優「釣りはいい
ごっそさん」

咲夜「唯ちゃん
またきてね」

あたし「はい」

「またね~」と咲夜さんが
手をふる

車にのると
優が
「お前
マスタード

大丈夫なの?」


あたし「たぶん」