咲夜「ほい
できた

ビフテキ

唯ちゃんも
どうぞ」

パクリと一口
食べる

あたし「これ
コショウだけ?」

咲夜「そう
マスタードも

試してみる?」

あたし「ちょっとだけ」



あたし「うわ~
美味しい」

咲夜さんが
「唯ちゃんは
料理人を

喜ばせる天才だね

その顔が
見たくて

俺は日々
頑張ってるんだよ」

あたし「お店
ひとりで

やってるんですか?」

咲夜「常にひとり
人に気をつかうと

料理の味が
おちる気がしてね」

あたし「そうなんだ」