ダイニングの
テーブルをみて

驚いた

あたし「何?
何の お祝い?」

優「ちげえよ
お詫びだ

詫び

お前
どこのケーキがいいのか

分からなかったから

人気店の
ケーキ、持ってこさせた」

あたし「持ってきてもらったの?!」

優「お~
会社までな」

あたしは
力が抜けた

あたし「お金
使いすぎだよ」

優「言ってんだろ
お前のために

つかうんだ

おしいと思わねえよ

だいたい

おこずかい

全然
手えつけてねえじゃん

俺の金じゃ
イヤなのか?」

あたし「使おうにも
いつも

優が
払ってくれてるのに

どのタイミングで
いつ
使うの?」