優「俺が
どんだけ

お前の事しか
考えてねえかって分かったか?」

あたし「…」

優「また
俺を

忘れようとしてんのか?

お前と逢って10年

お前を
初めて抱いたのは

10年前だ

シラフじゃ
こんな話できねえし…

俺だって
いつもいつも

強いばっかじゃねえんだ」

あたし「知ってる
優が

弱いの…

ごめんなさい

あたし…

どうして
優を忘れたのか

分かんないの…」

優「なんでだよ?…」
そのまま

すこ~って
寝息が
きこえた

あたしは
優に

毛布をかけてあげて

ずっと考えた

目覚ましがなるまで
起きていた