あたし「走って
逃げれば

大丈夫」

優「俺はな
お前は 無理

どんくせえもん」

あたし「どうせ
どんくさいもん!

優のタコ!」

優「わりい
つい

本音が…」


あたし「もう
知らん!

心配するんじゃなか…」

あたしは
一点にくぎ付けになる

優が
即座に

あたしを
背中の後ろにして
かばう

聖 海斗「てめえ
やっぱ

男がいやがったんだな!」

あたしを
つかまえようと

腕をのばす

その腕を
優がつかんで
ひねる

聖 海斗「離せ!
このヤロー

ふざけんな!」

優「唯!
警備員つれてこい!

そこに
立ってるから!」

あたし「う…うん」