シュガーレス


「む、無理無理無理っ!!」


「は?」


ギロっと睨まれたけど、全然怖くない。


「そんなの、あんたのファンに殺される!」


そっちのが怖い。


「…ふぅん」


どうやら彼はお気に召さないらしい。



「…俺の言う事聞かれへんの?」


笑顔が…怖いよー。



「ま、確かに面倒くさくなるんも嫌やな。

ほな、2人の時だけな?」


え、


「ほら、早く行くで!」


と腕を引っ張り上げられる。


とにかく、呼ばないと駄目なのね。


えっとえっと…



「っ、透!」


彼の足が止まる。