『着いた。 腹減ったし、早く来い』 メールを送信し、ぷらっと本屋に入った。 待ち合わせは特にしない。 ガキの頃から、約束もしないで遊ぶ事もザラじゃなかったから、今も待ち合わせを決めて会う事は少ない。 ‐‐‐ブーブーブーブー… ジーンズのポケットに入れた携帯が振動する。 『電車乗り遅れたー! もうちょっと待ってて☆』 またかよ… とは言いつつ、あまり気にしない。 美里のマイペースはいつもの事だ。