「じゃあ、よく手伝いとかするのか?」
「や…あんまり…。
私不器用なんで、私が触ると売り物にならなくなるんですよねっ!」
「そっかー!残念だな」
ははっと笑う先生。
う…しまった。
かっこ悪…
「けどけど花屋らしく、花言葉なら得意ですよ!!」
「何それ?」
「知らないんですか?」
「ばか。花言葉くらい知ってるよ。じゃなくて得意って何だよ?」
「えっとえっと…大抵の花なら花言葉わかります!!」
「へ〜」
「試しに何か言ってくださいよ」
「えー何だろ…」
先生は一瞬考えると、思いついたように再び口を開いた。
「百合は?」
おっ、意外な花の名前が出てきた。
てっきりもっと、派手でベタな花が出てくると思ったのに。

