「ちょー、暑いねんけど!」 相変わらずのそっけない言葉。 だけど、 その体は、微かに震えている。 それを感じながら、抱き締める力を強めた。 例え、 そばにいる権利なんて、無くてもいい。 誰に嫌われたって、構わない。 彼の張り詰めた心の糸が、プツリと切れてしまわないよう、 私には、弱音を吐ける カッコ悪いところを、見せられる そんな存在になりたい。 透の力になりたい。 透を、守りたい。 …そばにいたい。 そう思う私は、偽善者ですか?