………………


ごめん、亮。


未練がましく諦められないのは、俺だよ。


お前はさ、


こんな、自分を偽っている俺を知っても、親友だって言ってくれるか?


きっと俺は、


お前に好きな人が出来る度に、この醜い感情を抱くよ。


それでも、傍にいていいか?


臆病な俺は、問い掛ける事すら出来ないけど。


だから、せめて夢の中で、尋ねるよ。


そしたら、お前はまた泣くのかな?