「やって、三河サッカー部やん。
何も無いのに、女子のおるとこまでボール飛ばすなんて、ノーコンな事せぇへんやろ。」
コイツ、見てたのか?
どっから…
「助けるんなら、もうちょい優しくせんと。」
「お前…っ、まさか最初っから…!」
気付いてたのかよっ!
気付いてたんなら、お前が…!
「僕が出てったら、余計ややこしくなるやろ?」
…確かに。
思わず納得してしまった自分に嫌気がさしながら、小泉を責め立てたい衝動を、グッと堪えた。
「せやから、三河もあんま余計な事せんといてな?」
「余計?」
これは流石に、カチンときた。

