まぁ、俺がいたら話しづらい事だったんだろう。 別に興味もないし、いいか。 そこで時計を見ると、もう授業終了の時間だ。 今から戻るのも面倒なので、一足先に教室に戻る事にした。 俺達の教室がある校舎まで移動し、階段を上りかけたその時、 「お疲れさん。」 後ろから声をかけられた。 振り向くと、ふわふわした頭がまず目に入る。 「…小泉。」