屋上からの帰り際、 「今日一緒に帰るで!」 って透が言ったから、上機嫌で教室に戻った。 もちろん別行動だけど、そんなのは構わない。 席に着き、次の授業の教科書を取り出そうと机を探る。 すると、指先にカサカサとした、異質な感触が当たった。 「…え、」 そのまま手を机から出してみると、チョコレートの包み紙みたいにギラギラ光っている正方形の袋を掴んでいた。