シュガーレス




--モグモグモグ。


………


「甘いもの…嫌いなの?」

ちょっと気になったから、聞いてみた。


「ん?あぁ…」


すると一瞬、何かを思い出したように透が俯いた。



「てゆうか…ケーキが嫌いやねん。それケーキっぽいやん。」


確かに、スポンジ生地だしケーキっぽい。


「うん。」


「やから、ちょっと気持ち悪くなってん。」



そんなにケーキ嫌いなんだ…。


これからは気をつけよう。


透の視界から早く消えるように、苺ロールをさっさと平らげた。



「お前さ…」


「む゛ぁに?」
=(何?)


「ぷっ、ほら飲み込めや!」


と吹き出しながら、カフェオレを渡される。



は…!


一口飲んで気づいた。


これって…まさか、まさかの間接キスっ!?



「三河と、どうゆう関係?」


「…ぶっ!!」


「おま…汚ないねん!」



うぅ最悪。


好きな人の前で吹き出すなんて…小学生以来だ。


「だって…」


透が変な事…


「…いや、さっき体育の時間さーちょっといい感じやったから。」


え、見てたんだ。


てか…いい感じ?


「あはは!」


「?」


「うちらに、どうゆう関係も何も無いよ!」


「ふーん?」


「幼なじみだから確かに仲良いけど、兄妹みたいってゆうか…最近じゃ何か、私の保護者みたいだし。」


あんなお父さん、怖くて嫌だけど。