シュガーレス




「じゃあ、これ。
よろしく!」


ドン、と目の前にはプリントの山。


化学室に着くと、本当に雑用が待っていた。


「はーい…。」


渋々、プリントをホッチキス止めしていく。


パチパチ、と音が響く中、単純作業に飽きた私は、パソコンに向かっている先生に話し掛けた。


「これって、補習の資料?」


「そうだけど?」


「て事は、美里も補習?」


先生がニヤリと笑う。


「もちろん。」


「えー、遊べなくなるじゃん!」


こればっかりは、あのテストを作った先生を少し恨む。


「しょうがねーだろ、あいつ赤点なんだから。」


そんな私をなだめるように話す先生に、少し苛立つ。


子供扱いしないでよ…。