その後の最終問題はびっくりするほど簡単な問題だった。
あたしの隣にいるゆるキャラの名前は「たま」である、まるかバツか。
もちろんスペシャル問題を見事生き残った十数名は正解し、景品を手にすることになった。
「明里!お兄ちゃん全問正解したよ!ご褒美は?」
「…これにてまるバツクイズは終了です!参加してくださった皆様、ご声援くださった皆様どうもありがとうございましたー!」
「無視!!お兄ちゃん切ない!」
ポンコツの叫びなんて聞こえないキコエナイ。
そもそも、ご褒美なんてあいつが一方的に取り付けていった約束であって、あたしがそれを律儀に守る義理はない。
「お次のプログラムは、市内の小学生による合唱、合奏の発表となります。
どんな歌声がきけるのか、とても楽しみですね!それでは、小学生のみなさんは準備をお願いしまーす。」
ここで一旦休憩。
小学生合唱部の可愛らしい歌声に癒されるとしよう。

