慎太郎も知らないこととなると必然的にあたしの問題になるよな。
あたしの問題でも誕生日とか血液型、家族の名前なんかも慎太郎が知ってるからNGか。
好きな色とか好物とかも知られてるしな…
よし。じゃあ、
「問題です!わたくし、古川明里の小学校1年生の時の担任の先生の名前は、高橋先生である!まるかバツか!」
これなら慎太郎も覚えてはいるまい。
会場から「そんなの知るかー!」という声が響いていたがこっちだって仕方なく出してるのだ。
実行委員長がぶっ飛んだ問題出してって言ったんだからね。
ネコさんと実行委員の人に正解を教えに行き、会場のみんなが分かれていくのを見守る。
正解はバツなのだが、丁度半分くらいに分かれたか。
「そこまで!正解は、バツです!!私の1年の時の担任の先生は渡辺先生でした!」
まるを選択した人たちには申し訳ないが、これもお仕事なのですよ。
「では次の問題。わたくし古川明里の今日の靴下の色は水色である!まるかバツか!」
これまた「知るかー!」「どうでもいいわー!」と叫ばれるが、ここまできたら後には引けぬ。
よし。残り人数を減らしにかかるためにもいらん情報を流すか。
「ちなみに、私も確認しないとこの問題の正解はわかりません!朝早かったので何色履いたとか全く覚えておりません!
さらに言うと私の好きな色は黒で、普段身に付けるものも黒系のものが多いです!さぁこれは大ヒント!」
この言葉を聞いて、ほとんどのお客さんがバツへ動いた。

