だいぶ、数減ったな。


「ごめんね。吃驚したでしょ?」


 紘が心配そうに私の顔を覗き込む。


「大丈夫…」


「彩。手当て。」


 玲が真ん中のソファから呼んだ。


 私は、足を引きずって近くまで寄る。


 紘に支えてもらったけど。


「座って?」


 私は、黒のソファに座った。


 玲が私の左足の靴を脱がす。


「……って……。」


 靴脱がすだけで痛いんだけど。


 どうなってんだ?


 私の足。


 玲は私の足を見て、


「大丈夫か。すごく腫れてんぞ。」


 と言った。


「嘘。」


 私は、自分の足を見る。


 真っ赤に腫れてた。


 そりゃ、男から攻撃受けて、道路で倒れるんだからこれだけ腫れてても可笑しくはない。


「…あの野郎。どんだけ強く当たってきたんだよ。」


 あいつ、本気で私の足狙いやがって。