んだよ。


 降ろせって。


 この人、背高い。


 しかも、足が長いから歩幅が大きい。


 私、165センチくらいだけど、この人175~180くらいはあるんじゃない?


 しかも、綺麗な顔してるし。


 足が止まった。


 ここは、バイク置き場みたい。


 バイクのエンジン音がすごい勢いだ。


 耳痛い。


「バイク、乗るの?」


 私は、男に声をかけた。


「あぁ。」


 男は私を降ろし、目の前にあった、周りよりも一回り大きいバイクに跨った。


「乗れ。」


 え?


 私にバイクに乗れと。


「問題が3つある。」


 私は、冷静に言った。


「んだよ。」


 めんどくさそうに返事をした。