「なんで、ここに来てるんだよ。」


「友達の家に行った帰り…」


 早く降ろしてくれないかな。


「ふーん。」


 男は少し考えて、周りにいる男共に言った。


「倉庫、行くぞ。」


 ?倉庫……?


 わ、私も?


 周りの奴は驚いた顔してた。


 紳士的なやつを除いて。


「ほら、みんな。行くよ。」


 紳士的な奴はみんなを歩かせた。


 私は抱きかかえられてるまま。


 私を抱きかかえてる、男も歩き出す。


「降ろしてください。私、そんなヤワな奴じゃないから。」


 そう言ったのに、この人無視しやがった。