「ご、ごめん。私、男嫌い……」


「そうなんだ。ごめんね。」


「ううん。わたしこそごめん。」


 私は、謝った。


「お前。男嫌いって。さっき思いっきり男を蹴っ飛ばしてたじゃねぇか。」


 また、違う男が話しかけてきた。


「一瞬だから。喧嘩する時は、最低限度しか触らないの、男には。女子も好きじゃないけ
ど…」


「ふーん。」


「では。失礼します。」


 私は、立ち上がろうとした。


 って。
 
 左足に激痛が走る。


 さっきの男が怪我させたのと転んだとき、もっと痛みが増したんだと思う。


 でも、顔には出さずになんとか、立ち上がった。


「ほんとに、大丈夫?」