ピーンポーン。


 凜歌達の家のインターフォンを押す。


 少しすると、恋歌が出てきた。


「彩。どうぞ。」


「お邪魔します。」


 凜歌の部屋に向かう。


 双子だと同じ部屋って思うけど、凜歌と恋歌は部屋が別々。


「いらっしゃい、彩。」


「電車ぶり、凜歌。」


 私は、ソファに荷物を置く。


「ここ。今日のノートの部分。頑張って。」


「ん。」


 私はノートと筆記用具を出して、凜歌のノートを写す。


 凜歌はパソコンをやってる。


「彩がさ。私達の家に来るのっていつぶり?」


「いつだろう?高校生になって一回もないよね。」


「うん。確か、中学3年生の卒業式の後にみんなが私達の家に来て以来じゃない?」


「そうかも。」


「長いね。」


「麗香、元気かな?」


「麗香は図太く生きてるからね。」


「まぁ、元気にやってるでしょうね、元気がいい麗香さんは。」


「そうだろうね。」