放課後。


「彩、一緒に帰ろ。」


 恋歌が飛びついてきた。


「うん、いいけど。」


 帰りの準備をする。


「今日の授業、ほぼ聞いてない。」


「あ、私も。ほとんど寝てた。」


「何やってんですか、二人とも。私は全部ちゃんと起きてましたよ。」


「まじですか、凜歌さん。」


「頑張りますね。」


 教室を3人で出る。


「ノート写させてください、凜歌様。」


「別にいいですよ。」


「では、一旦家に帰ってから私達の家に来てもらえます?」


 私たちは、たまに敬語で話す。


 原因は分かんない。


 単に面白いからなのかもしれない。