「ごめんね。彩さんこう見えて鈍感だから。」


 声がするほうを見ると凜歌がいた。


「遠慮しないで。一緒にいこ」


 恋歌も声をかけながら、女の子達の背中を押す。


「あ、ありがとうございます!!」


 女の子達は勢いよく頭を下げる。


 最初からそういえばいいのに。


 元気いいな。


「みんなは、1年?」


「「「はい!!」」」


「そうなんだ。」


 私達は他愛もない話をしては笑って…そんなこと繰り返していた。


「じゃあ、また機会があれば。」


 学校に着いたから、私は言った。


「い、言えば?」


「言わなきゃ、先輩言っちゃうよ。」