そんなあるとき
俺が裏庭を歩いてると前に杉山が歩いていた。


(あんなに資料持って大変そうだな)

たくさんの資料を持って歩いている上をふと見てみると、校舎の中から女たちが花瓶を持って笑っていた。

まさか・・・・!

「杉山!!」


俺の声と同時に女たちは花瓶を落とし、杉山はその場に止まって俺のほうを向いた。


ち・・・
俺はダッシュで杉山のとこへ行き
飛びついて庇った。

いってー・・

杉山の顔を見ると傷がついていた。



「杉山きず・・「大丈夫!?」」


へ?

「大丈夫だった!?怪我してない??
 頭とか打ってない??足とか大丈夫?
 多分これ私のこと恨んでる人の仕業だと思うんだけど・・ごめんね!?」

「いや・・俺は大丈夫だけどー・・
 お前顔に傷が・・・」

「へ?
 あ~~気づいたら痛いわー・・・」




こいつ・・意外と悪いやつじゃないんだ・・