(だ…誰かいる!?
いつもは人が来ないのに…)



屋上には、壁に持たれて座っている男子の背中が見えた。



扉の激しい音が、バタン‼と響く。



思わず、壁に持たれて座っている男子が振り向いて、



私を見上げた。