私は、レム先生から信じられない事を聞かされた。
まあ、でも、私は信じられないとは、思わない。
だって、ダイバは私の目の前に現れたのだから……。

そうだ、私はリュウを心配して病院まで来たんだ。
この事はリュウにばれないようにしなきゃ。
ばれるかもしれないけれど……。

306号室の病室扉を開けるリズ。
「リュウ、大丈夫?」
「あ、リズ。来てくれたんだ」
「当然でしょ。クラスメイトなんだし」