―――レフォンス・ホスピタル。 タクシーから降りる1人の女性。 病室の受付の人に聞く。 「私、リュウの母親なんですけど……病室って、どちらですか?」 「あ、はい。――306になります」 「ありがとうございます」 そういって、306号室に急ぐ女性。僕の母。ルミ。 ――306号室。 病室の扉を開けるお母さん。 僕の左腕に包帯を巻かれている姿を見て、言葉を失うお母さん。